別名を百日紅と言います
1年で最も暑い真夏の7月から咲き始め、9月ごろまで100日間ほど美しい花を楽しめることからサルスベリは「百日紅」という別名がついています。これだけ花期の長い花は、温帯の地域では非常に珍しいです。
ツルツルした幹肌が名前の由来
木登りの達人の猿ですら登れないほど幹の皮が剥がれやすく、ツルツルしていることから名前がつきました。皮が剥がれ落ちてできた、明るい幹肌は庭に植えると洋風の雰囲気をつくることもできます。
日当たりを非常に好む樹種
サルスベリは1日に4時間以上、直射日光が当たる場所で育てる必要があります。そのため他の建物や樹木に邪魔されない開けた場所に植栽しましょう。この基本的な性質を心がけていれば庭木の初心者でも簡単に育てられます。
3つの理由
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REASON01
手触りも良い幹を持つサルスベリ
ツルツルとした特徴的な幹
美しい幹肌で落葉しても鑑賞を楽しめます
猿も登れず滑ってしまうほどと言われるくらいにツルツルとした幹肌を持つサルスベリは、明るく手触りも良いため非常に人気があります。その明るさから洋風の雰囲気にも適しています。また、落葉した冬の間もその幹肌の美しさから鑑賞を楽しむ方が多くいらっしゃいます。
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REASON02
7月に咲く清涼感を与える花が魅力
鮮やかな色彩の花
花の色はバリエーション豊富です
真夏の暑さ真っ盛りの中で涼しげに咲くサルスベリの花は多くの人を魅了します。真夏に鮮やかに咲き誇るその姿は南国も連想させることでしょう。また特徴的なフリル状の可愛らしい形や、白、桃色、赤色など花の色が豊富に揃っていることも人気の理由として挙げられます。
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REASON03
形の定まらない独特なサルスベリの幹
屈曲し斜行する幹が特徴的
横に広がるように伸びた自然樹形がオシャレ
樹勢が強く横への広がりをもって幹が屈曲しながら伸びていきます。その自然な伸びを楽しむ方も多くいらっしゃいますが、お庭の広さから選ぶのが難しいといったお客様には、近年開発された小型のサルスベリがおすすめです。多彩な品種を揃えていますので、お庭の状況に合わせて選べます。